首や肩のコリ・痛み、寝違い

 

どのような状態ですか?

頚や肩にコリやハリ、こわばり、頭重感、痛みが出ているもの。コリや痛みの悪循環が起こっているため、なかなか良くならない。寝違いは筋肉のけいれんが起こり、伸ばせない状態になっているもの。

悪循環を簡単にまとめると…

  • 筋肉の使い過ぎなどにより筋肉が疲労し硬くなる
  • 硬くなった筋肉により血管・神経が圧迫され血流障害が起こり酸素や栄養が行き届かず発痛物質が生まれ、溜まる
  • 痛みやコリが発生
  • 痛みやコリにより知覚神経が興奮しその結果交感神経も興奮し血管が収縮する
  • 血流が悪くなる

 

どのような治療をしますか? 

治療のポイントとなるのは主に頚です。それに加えて肩や背中、肩甲骨の筋肉に鍼を打ちます。肩こりでも頚なの?と思われるかもしれませんが、頚から肩にかけて走行している筋肉もあり、また肩や腕に行く神経も頚から出ており、さらに神経や血管が頚の筋肉の間を通っていたりします。ですから、頚の筋肉を緩めてあげることはとても大切です。

肩こり・頚こりを悪化させないためには普段の生活の中でも気を付けることがいくつかあります。それは頚に負担のかかる姿勢をできるだけ避けるというものです。

  • 座っているときに携帯電話やスマートフォンと使う場合は、目の高さまで持ってきて操作する
  • うつぶせで頭を上げた状態で本を読んだり携帯電話を使うのは避ける
  • パソコンはデスクトップの方がいいのですが、ノートパソコンの場合はパソコンの下に本などを置いて、画面の高さを高くするか、椅子を低くして目の高さに画面が来るようにする。また肘などが浮かないように工夫できるとなおよい。
  • 書類を見ながらパソコン作業をする人は書類立てを使い、目線や頭を下げる回数を減らしましょう
  • お仕事や家事などで下を向く時間が長い場合は、時々頭を上げて頚を休ませましょう

ここで紹介したのはすべて頭を下に下げる動作を回避するものです。なぜこの姿勢が悪いかというと、重さが約6キログラムもある頭を支えるために、細い首の筋肉が常に収縮し頭が前に落ちないように頑張る姿勢だからです。どうしても仕事や生活習慣で頚に負担がかかりやすい方は、悪化を防ぐために定期的な治療が必要な場合もあります。